弐千七年四月拾八日
前世物語 弐
544 :自夜[]:2007/04/18(水) 12:34:53 ID:vaTrZKxS0
>>535さん
いろいろ転ぶのはそれなりに楽しくもありますが、
中味の話題にならないのは悲しいものがあります
によによ
前世物語 弐
545 :自夜[]:2007/04/18(水) 12:38:14 ID:vaTrZKxS0
>>538さん
まずは回答を
問:情報交換にはある程度以上の共有可能なものが必要ってことですかね?
答:ん〜、言葉は選んで使ってると言った割には私の言葉の使い方が悪かった
ようです
情報交換と書いてしまいましたが、これだと情報のやりとりになってしまいますね
私としては相互だけでなく一方向についても含めていましたので、情報交換と
いう用語は不適切でした。情報伝達に訂正させて頂きます
さて、情報伝達という意味合いでは必要な共有可能なものというのは、さして
多くないと思います
強いて言えば情報の送り手と受け手がいる、ということくらいじゃないですかね
いる、というのも同時存在する必要はありません
遠い未来へのメッセージだって可能な訳ですから
まぁ、相互すなわち情報交換に限って言えば、同時存在が必要なのかもしれま
せんが、例えばパイオニアやボイジャーに搭載された地球人からのメッセージの
返事が遠い未来に地球に届いたとして、その時に人間が滅亡していてもその
返事を受け取る何かがいれば、地球と返事を出してくれた何かとの情報交換は
成り立つ訳ですから、個体レベルでの同時存在の必要はないということになります
脳味噌ヨーグルトのような回答になってしまいましたが、どうでしょう
前世物語 弐
546 :自夜[]:2007/04/18(水) 12:40:46 ID:vaTrZKxS0
>>538さん
私の質問に答えて頂きまして有り難うございます
全面賛同してはいませんが、なるほど、そういう読み方もあるのかと認識しましたし
大いに参考になりました
重ねてお礼申し上げます
とってもサンキューでした
前世物語 弐
547 :自夜[]:2007/04/18(水) 12:44:45 ID:vaTrZKxS0
>>542さん
あなたの目は悪くありません
多分殆どの人があなたと同じことを思ってます
本人にパスとのことですが、
とうに前世の話は終わっており、このスレには載っていない前世の話について
読んだと言ったり、それを妄想だの創作だの言ったり、死んだら殆ど消えてしまうと
言う意味の文章を生まれ変われると読み取る方の相手をする気はさらさらありません
なんか急に文体を変えて、善意の第三者を装っているようですが、過去書き込んだ
事実は消えないということに思い当たらないらしいですね。こんなところで油売る暇が
あるんなら、もっとやることがあるでしょうにとは思いますが、この先その方がどうなろうと、
私の知ったことではありません
そういうわけで、パスされましたが、返されても迷惑でしょうから、そこらにうっちゃっときます
ポイ
でも、上のことをにちゃん語で書けば、下の一行で済むんですよねぇ
だが、断る
前世物語 弐
549 :自夜[]:2007/04/18(水) 12:53:10 ID:vaTrZKxS0
>>548さん
>大きなお世話だろうけどw
とんでもない。そういう意見は大いに参考になりますよ
ご意見とってもサンキューです
前世物語 弐
552 :自夜[]:2007/04/18(水) 13:47:10 ID:vaTrZKxS0
>>550さん
あー、やっぱり Web Site のソース見てくれてた人だぁ
違うかな? 違ったらごめんなさい
来ていてくれてたんですね
とってもサンキューです
意味は違うけど、ちゃんと中味を見てくれる方だったので、嬉しかったです
Web Site の方は現在中味をいじるより、とにかく増え続けるコンテンツを
うぷすることで手一杯状態ですが、お気づきの点があれば教えて頂くと
うれしいです
では、今後とも宜しく
前世物語 弐
554 :自夜[]:2007/04/18(水) 13:56:02 ID:vaTrZKxS0
>>551さん
受け手にとってその情報が理解できない形であった場合は理解しようという意志
が必要かなとも思いましたが、共通の言語を使っている場合は理解しようという
意志がなくても、例えば一方的に罵倒された場合、いやでも意味がわかってしまう、
つまり情報の伝達は成立してしまう
その意味において、理解しようという意志は必要不可欠な条件ではないなと考えて
しまったりしました
まぁ、私にはわかりません、ってのが答えになるんでしょうかね
だいぶ、スレ違いになってきましたので、そろそろやめようかと思ったりしますが
なかなかに私にとっては有意義な問答でした
>妥当と思われる答えを提示できず、申し訳ございません。
とんでもございません。私の方が頓珍漢な回答をしていると思います
とってもサンキューでした
前世物語 弐
555 :自夜[]:2007/04/18(水) 14:07:38 ID:vaTrZKxS0
>>553さん
私は「止(と)めて」と読んだんですが、>>553さんは「止(や)めて」と読んだんでしょうか?
まぁ、それはどちらでもいいんですが、>>535さんが私の知っている人なら、言葉遣いは悪い
ですけど、いろいろ教えてくれる親切な人ですよ。だが断るの出典も教えてくれたし
言葉遣いは悪いけど
もちろん相手にする価値のない書込は相手にしませんのでご安心(?)を
前世物語 弐
557 :自夜[]:2007/04/18(水) 14:50:05 ID:vaTrZKxS0
>>556さん
上の>>552でも書きましたが、前スレに書き込んでくれた方です。多分
知ってるって言ってもリアルの知り合いじゃありません
あの時から言葉遣いは悪かったけど、言ってることはまともだし、不思議に悪意を
感じない書き込みだったですね
いろいろ教えてくれますし、私にとっては親切な人です
他スレでもたまに似たような文体(言葉遣いは悪いけど、言ってることはまとも)
を見かけてたんで気にはなっていたんですがね
短い書き込みでも特徴あるから判りやすいです。言葉遣い悪いし によによ
前世物語 弐
561 :自夜[]:2007/04/18(水) 15:16:16 ID:vaTrZKxS0
>>558=560さん
>俺の実態はあなたに嫌われた人間の一人だから
え”、そうなの?
そう言えば、○○くんも言葉遣いは悪かったなぁ
本当? ん〜、わからん
もしあなたが○○くんなら、あなたや○○○○○○くんや○○○くん(この方は
実はよく知らない)個人を嫌った訳じゃないですよ
あの時のあなたたちの遣り方が逆鱗に触れただけで
ん〜、でも○○くんとは違うような気がするなぁ
まぁ、どうでもいいや
とにかく私は個人そのものを嫌うことはまずありません
やられたら三倍にしてやり返すだけです
その時だけですけどね
だから、その後は(出来れば他人の振りして)ここで楽しんでいってくれればいいと思います
Web Site の方でいつまでも晒されるのが嫌だったらメール下さい
メールは Site のトップページの下の方の苦情箱から出来ます
(他の晒されている方も同じです)
前世物語 弐
562 :自夜[]:2007/04/18(水) 15:23:17 ID:vaTrZKxS0
>>559さん
どうもお騒がせして済みませんです
どうやら、私は物の怪の類に憑かれる体質のようです
某映画の予告編をパロって、冗談で>>2を書いたんですが、冗談じゃなくなったようで
言霊って怖いですね
まぁ、物語の方、よほどの事がない限り予定通り続けていきます
万一、ここで書けなくなっても、避難所か Web Site の方でやりますので、宜しくです
【百鬼】妖怪達の集うスレ【夜行】
432 :狢[]:2007/04/18(水) 18:51:28 ID:vaTrZKxS0
>烏天狗はん
大歓迎
牛若を虐め・・・鍛えてやった話しなんかあったら、してくれると嬉しい
>オイルすましはん
遅れたけど、同じく大歓迎
うちの単車のオイルフィルターの親分さんやな
よかったら、時々来てフィルターの野郎をしかってくれ。よー手抜きすんねん
>あぶら? はん?
それとも呪文かなんかかなぁ
試しに
かだぶら
前世物語 弐
564 :自夜[]:2007/04/18(水) 19:31:42 ID:vaTrZKxS0
>>563さん
いや、別に自分からばらさなくてもそのまま素知らぬふりしてたらよかったのに・・・
記号の分まで○書いたつもりなんですが、間違ってました?
>声の多きさや顔の表情、その人の雰囲気、身振り手振り等
そうそう、そういうのもあるから言葉は情報伝達の為の一つの手段と思います
まぁ、今回のように多少スレ違いの話題でも普通にスレに参加して頂く分には大歓迎です
よろしければ、今後ともよろしくです
前世物語 弐
566 :自夜[]:2007/04/18(水) 22:24:49 ID:vaTrZKxS0
前世物語 第二部乱世編 第四十八話 和魂 その一
狢の庵を出て、私は何年も彷徨った。
時には戦の真っ最中をとぼとぼと横切り、馬の嘶き、矢が飛び交う様、刃
物と刃物がぶつかる時の火花、飛び散る血潮、飛び散る指、絶叫をあげな
がら転がり回る雑兵、割られた額、蹄に踏み抜かれて飛び散る脳漿などを
冷ややかに見ることもあった。
戦の死はほぼ間違いなくそのまま消えてしまう。死ぬまでの痛み、恐怖、
あるいは恨みで開放された思念をかえって纏めることができないのかも知
れない。
戦に巻き込まれた百姓共は、希に幽霊となる。
ある男は一族総出でのんびりと戦見物をしていたが、戦の風向きが変わり、
流れ矢に脳天を射抜かれ倒れた。倒れた男の頭から吹き出る血潮に混じっ
て、まるで血の湯気のように白いものが吹き出し、躰のちょっと上で纏ま
る。男の白いもやもやは、男に縋り付く家族にしきりに逃げろ逃げろと叫
んでいる。当の家族には聞こえないが、私には感じられる。
その後の男の幽霊とその家族はどうなったか知らない。気が済むまで家族
に逃げろ逃げろと叫び続けた後、私のように彷徨っているのだろう。
つづく
前世物語 弐
567 :自夜[]:2007/04/18(水) 22:26:17 ID:vaTrZKxS0
前世物語 第二部乱世編 第四十八話 和魂 その二
幾度かの季節が過ぎ、長雨の後、私は農村を通りかかっていた。
見渡す限りの田圃に水が張られ、村総出で田植えをやっている。
中には首が据わったか据わらないかの赤子を背負った百姓女もいる。
私の最初の子供は年明けのまだ寒い時期に生まれ、一月も経たないうちに
死んだ。加由は年の暮れ、寒さが一番厳しい時に生まれ、首がまだ据わる
前に村を焼け出された。
百姓女の亭主らしき男が女と赤子を気遣う。気の弱そうな、でも優しそう
な亭主。
あの時、村が東の馬鹿者共の焼き討ちに会わなかったら、私もああやって
赤子を背負って田植えをしたのだろう。
それにしても、動きがぎこちない。産後、日が経っていないのか。そんな
ことはない。百姓に育ったものならあんなへろへろの腰つきはしない。
町娘が百姓に嫁いだのだろうか。戦いに敗れ、武士を捨て、百姓に戻るも
のもいる。その縁者かもしれない。
案の定、泥田に足を取られ、倒れそうになる。亭主が女を支える。意外に
しっかりと受け止める。女は顔を上げ、亭主に笑顔を見せる。
つづく
前世物語 弐
569 :自夜[]:2007/04/18(水) 22:33:21 ID:vaTrZKxS0
前世物語 第二部乱世編 第四十八話 和魂 その三
加由。
顔を見るまで気付かなかった。ここのところ、加由がいたことを思うこと
さえもなかった。
でも、あの顔。大きな目。意志の強そうな眉。小振りな口。
加由に間違いない。
そうか。何があったか知らないが、刀を捨てて、百姓の女房になっていた
のか。
元は加由の父も母も百姓だ。今はまだ不慣れでも、じきに慣れるだろう。
赤子は、加由が赤子の頃より元気そうだ。私の孫と言うことになるのか。
男の子だろうか。女の子だろうか。
まるで生きてた頃のような感情が一瞬浮かぶ。でもすぐに色あせる。
水田は陽をきらきらと写している。この明るさ。田植えの活気。赤子をあ
やしながら微笑む夫婦。
みな、生者のものだ。
死者である私は、それでもほんの少し、ほんの少しだけいい気分になって、
ふらふらと田畑の畦を歩き、村を去った。
第四十九話へつづく
前世物語 弐
570 :自夜[]:2007/04/18(水) 22:40:48 ID:vaTrZKxS0
>>568さん
某所で、飯喰って寝ろと言われたので寝ようかと思ってたんですが
まぁ、そう言われることはだいたい予定通りの展開だったからかまわないんですがね
回答というか、その件に関する話題は明日以降ということで、お願いします
前の日に逝く
次の日に逝く
ほげたらもどる
2007 (c) Copyleft MUJINA