弐千七年参月拾九日

霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
793 :自夜[]:2007/03/19(月) 11:59:35 ID:lOGfqI960
 >>792さん
 下のスレをご一読下さい
 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1173889410/307
 どうやらヤマノケとは物の怪の類らしいとご理解頂けましたでしょうか
 ここは幽霊の類のスレですから、スレ違いになるんじゃないでしょうかね
 というわけで、妖怪関係のスレで質問されることをお奨めします

【赤いキツネ】化かされた体験談【緑のたぬき】
56 :[]:2007/03/19(月) 17:58:19 ID:lOGfqI960
 >>54はん
 狸と狢は外見上はよう似とる。犬と狼よりも似とるかな
 細かい違いはいろいろあるけんど、見分けれる人は少ないやろうな
 一番簡単な違いは歯や。唸っとるときに犬歯が見えれば、まぁ狢やな。食性の違いや
 
 参考までに、わしの写真を挙げとく。寝起きを撮られたんで、ちと機嫌が悪い
 http://profiles.yahoo.co.jp/ojiya1539?photo

幽霊は本当にいるのか4
471 :自夜[]:2007/03/19(月) 18:08:58 ID:lOGfqI960
 >>469さん
 物の怪が憑いたとかいうのは、結構文章でも残っているし、伝承でもありますけど
 創作の怪談話以外で幽霊が乗り移ったとか、とり殺されたとかいうのは殆どないんじゃ
 ないでしょうかね
 
 とすると、幽霊は乗り移るようなことはしない、若しくはそういう能力はないと
 考える方が自然じゃないですかね と、私は思ってます

■家の言伝え■
481 :[]:2007/03/19(月) 18:33:51 ID:lOGfqI960
 >>476はん
 うむ、九州に限らず、蛇よけの唄というのは幾つかあるようやね
 実際の蛇の聴覚はほとんどないから、唄を聞いて蛇が逃げるということはない
 ただ、蛇は震動に敏感やから、唄はともかく賑やかに行進しとけば、逃げることはある
 ただ賑やかに行進するのも阿呆やから、唄でもうたいながら賑やかに行こうか、となった
 とわしはにらんどる
 熊なんかの大型の獣は確かに非自然の音は避ける習性がある。やけど、若い個体の中には
 興味示して近づいてくる馬鹿たれもおるから万全やない
 山中で唄うたって一番効果があるのが猟師やね。唄うたっとけば間違って撃たれることはない
 ちなみに、猟師が間違って人撃殺しても刑法の基本思想、過失は罪にならずっちゅうやつやな、
 これでは罪に問えん。そりゃおかしいやろっちゅうことで出来たんが、業務上過失致死罪やな
 交通事故起こすとなぜかこの罪になる。唄っとっても車は突っ込んでくるから、熊より質悪いな
 
 >>478はん
 あと百年と半年くらいロムっといた方がええど、と勧告だけしておく

幽霊は本当にいるのか4
475 :自夜[]:2007/03/19(月) 19:28:31 ID:lOGfqI960
 >>474さん
 全面的に乗っ取るとか、所謂憑き物状態にするのは、っていう意味ではです
 
 例えば、寝ている金縛りではなく、立った状態で動けなくなるとか、意識していない
 のに条件反射以上の動きをしてしまうとかの事例は結構多いですよね
 その人そのものに原因があったり、物の怪の仕業もあるでしょうが、幽霊が関与している
 可能性は否定できないと思います
 まぁ、乗っ取るというより、一時的に体の一部を借りるという感じでしょうか
 特段お払いをすることもなく、元に戻るようですから

幽霊は本当にいるのか4
477 :自夜[]:2007/03/19(月) 19:57:52 ID:lOGfqI960
 >>476さん
 嫌いな理由がはっきりしてよかったですね ってのを私が言ってはいけないのかな?
 あっちの方は、なんとか続けていますので、今後ともよろしくです
 
 ん〜、この世すぎますかぁ
 私の場合はやはり自分の記憶が訳の判らない、この世のものでない存在でありたくな
 いというのが根元にあるのかなぁ。単にガチガチの理系人間なだけかもしれませんし、
 よく言われる科学的に証明してみろという言動に対する反発だけかもしれません
 
 頭かち割って調べたらその辺が判るのかもしれませんが、他人の頭ならいざ知らず、
 自分の頭をかち割られるのはやはり嫌ですね
 
 禿が残る

前世物語 弐
166 :自夜[]:2007/03/19(月) 20:11:13 ID:lOGfqI960
 真相は闇の中・・・と思ったら・・・
 まさか の第二弾です
 http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sec2chd/1174203226/2

前世物語 弐
167 :自夜[]:2007/03/19(月) 22:11:01 ID:lOGfqI960
 延々と話を続けて、ようやく仮説としての目玉の中にたどりついたというところでしょうか
 目の中でも網膜の直前で光ったり、光を吸収したりの現象です
 それ以外でも、網膜への光以外の物理的な刺激も考えられます。理科の時間とかで、針先を軽く皮膚に当てて
 動かしてみるという実験をされた方も多いと思いますが、冷たく感じる神経細胞のところを針先が通過すると、
 ひんやり感じたりというあれです。別に針が冷たい訳でもないのに、冷たく感じる神経細胞が刺激されて
 ひんやり感じる訳です
 網膜も同様で、特に病的という訳ではないですが、眼内閃光として医学的に認知されている現象などがそうです
 更に進んで考えれば、視神経そのものに干渉すれば、実際にはない影像を見ることになりますし、脳そのもの
 に干渉しても同様でしょう
 すなわち、そこに何もなくても見えるという現象は特別なものではなく、その原因として幽霊を排除するほどの
 明確な理由が存在しない以上、幽霊がそこにいなくても幽霊を見るという現象の仮説はいくらでも立てられるし、
 今の段階でそれらの仮説を否定する必要はないといえるでしょう
 さて、幽霊がそこにいる必要がないことから、こんどは幽霊の成分についてもなにも物質である必要はないと
 いう考えも成り立ちます。物質でないというのは奇異に感じるでしょうか
 例えば、川。川の成分は何でしょうか。水?ではその水は川に属しているものでしょうか。一時的に属して
 いるとも言えますが、あまりに関係が希薄ではないでしょうか。生物の場合、吸い込んだ空気はその生物の
 成分の一つでしょうか。魚の浮き袋の中はともかく、普通は違うでしょう
 そう言う意味で川とは水がその位置エネルギーを失うに当たって通過する半恒常的な通路とでも言えるでしょう
 常時水が存在しなくても、川は川として存在します。つまり川とは一種の空間であって、物質ではないという
 ことです

前世物語 弐
168 :自夜[]:2007/03/19(月) 23:11:44 ID:lOGfqI960
 前世物語 第二部乱世編 第二十五話 遠回 その一
 
 「あの店に奥座敷などない」
 宿を出る時、おにちゃがぽつりと言う。
 私達は、宿を出て町を出て、小屋のある山とは反対の東に進む。
 派手ざむらいのことが気になるが、おにちゃはもう何も言わない。
 丸一日歩いて国境の宿場町に着く。目の前の峠を越えると隣国だ。ここで
 宿を取る。さほど銭の手持ちがあるわけではない。今日は相部屋。馬小屋
 の隣部屋。峠を越えた荷駄が休む宿でもある。
 遠い昔、平安の時代から駅として栄えたという。
 相部屋に不振な者はいない。行商の一行、親類でも訪ねるのであろう百姓。
 私達のような物見遊山の一行もいる。
 翌日は峠には向かわず、国境の山並みに沿った脇街道を下る。
 途中、街道に人影が無いことを確かめた上で、国境の山並みに分け入る。
 そこで野宿。更に翌日、山を出て元の街道に戻る。万一、尾行されていた
 としても、これで巻けたはず。
 それから二日脇街道を進み、別の道に入る。あと一日も歩けば、小屋のあ
 る山が見える。この辺りともなると宿はない。この日は百姓屋に泊まる。
 
 つづく

前世物語 弐
169 :自夜[]:2007/03/19(月) 23:14:15 ID:lOGfqI960
 前世物語 第二部乱世編 第二十五話 遠回 その二
 
 百姓屋を出て西に進む。なだらかな丘陵と田畑が交互に表れる。まだ田植
 えの時期ではない。長閑な農村の風景が眼前に広がる。
 いくつ目かの丘陵の頂で、不意におにちゃが足を止める。
 「先回り?」
 「いや、ちがう」
 私の目では異変は見えない。禍々しい気配もない。
 行く手にはなんの変哲もない農村があり、田畑が広がる。小川沿いには黄
 色い菜の花畑。百姓が何人か野良仕事をしている。
 ちょうど、午の刻。村はずれの小寺の鐘が鳴る。
 おにちゃは歩き出す。
 村に差し掛かる。小寺から坊主が一人出てくる。見送りの坊主に比べて見
 窄らしい姿。旅の僧だろう。
 この時代、坊主の姿で旅をするものは多い。医者、ある種の修験者、琵琶
 法師。小寺に一夜の宿を借りた様子から、本物の坊主であるらしかったが、
 僧籍があるかどうかまではわからない。
 別に不審なところはない。だが、おにちゃはまた立ち止まった。
 
 つづく

前世物語 弐
170 :自夜[]:2007/03/19(月) 23:16:50 ID:lOGfqI960
 前世物語 第二部乱世編 第二十五話 遠回 その三
 
 おにちゃの目つきが尋常ではない。怒りに燃えている。
 帯刀していれば、今にも斬りかからん様子。
 坊主は気付いてか気付かずか、見送りの坊主に深々と頭を下げた後、こち
 らに歩いてくる。手に錫杖、破れかけた丸笠。他に手荷物はない。
 見送りの坊主は早々に小寺にはいる。旅の坊主は近づいてくる。おにちゃ
 の拳は固く握られ、かすかに振るえている。
 「拙者を見忘れたか」
 擦れ違いざま、おにちゃが小声で言う。坊主は素知らぬふりで通り過ぎる。
 六十くらいか、かなりの老齢。
 おにちゃが振り向く。
 「拙者を見忘れたか」
 坊主はようやく足を止め、私達を見る。
 「さーてなー、ひとのかおはーわすれんよーにしとるがのー」
 ひどく間延びした言葉。どこの言葉だろう。知らない。
 「さむれいのくせにぃ、ちょうにんにーばけるやつはぁ、しーらんのう」
 人を莫迦にしたような笑い方。気に入らない。
 
 第二十六話へつづく

前世物語 弐
171 :自夜[]:2007/03/19(月) 23:22:40 ID:lOGfqI960
 >>165さん
 はい、今後とも手厳しくお願いします
 
 ところで、ここだけの秘密の話なんですがね。あくまで、内緒ですよ。よそで言っちゃ駄目ですからね
 
 相談スレ時代はともかく、物語スレになってから、今まで一度も正常になったこと
 なかったんです。おかげで Web Site の方のネタに困りませんでしたけどね

前世物語 弐
173 :自夜[]:2007/03/19(月) 23:50:17 ID:lOGfqI960
 >>172さん
 気まぐれオレンジ★ロードの鮎川まどか、らしいです
 
 つttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC


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