弐千七年参月拾七日

幽霊は本当にいるのか4
451 :自夜[]:2007/03/17(土) 01:04:02 ID:ENF/CtsV0
 あんまり鑑定ものは好きじゃないんですがね、
 
 これ、単に二重ガラスに映ったカメラマンさんかなんかですよ
 まず、この窓ですけど、正面から写しているように見えますが、その横の壁とか、
 玄関のところの壁とかから考えると、結構角度がついてますね
 カメラマンさんが一番集まってるところが玄関の正面でしょうから、その線を
 平行移動させると、窓の正面は白黒と白襟の白襟側くらいでしょうか
 で、この写真の軸線と窓の正面の線を考えると、窓に映ってるのは、写真の一番
 左のカメラマンさんよりもっと左になりますね。平面図を起こすと、もっとはっきり
 します
 で、光線は右上から左下ですから、ちょうど明るくガラスに映ったんじゃないですかね
 二重ガラスと思ったのは、木の幹らしいものがガラスの真ん中に二重に写ってること
 あと、なだらかな山の稜線かなんかも二重に写ってますね
 この幹と稜線の交点で、二重になってる距離を見ると、ちょうど顔の右上に明るい点
 二つの関係と同じなんですよ。そう見ると、顔の右半分上の髪の毛の部分も
 同じ関係で二重に見えるのが判ります
 で、この写真を撮ったカメラマンさんは立ち姿で水平で撮ったとすると、ガラスに映った
 顔と、群がってる報道関係者の頭が殆ど同じ高さに写ってますが、当然ですね
 室内に人が居るとすると、この一打と座っていなければいけませんし、第一
 室内がこんなに明るく写りません。家具と考えると、高さが不自然なものばかりですし
 この窓の右側はすぐ壁ですが、何置いて居るんでしょうね。箪笥にしては薄いです
 あとはガラスの像の姿勢。ちょうど業務用カメラを肩に構えたままファインダーから
 目を外して様子をうかがっている姿勢に見えるのは、私だけですかね
 そう、ちょうどチェックのカメラマンがそんな姿勢してますね
 
 と、私は考えたんですが、どうでしょう

幽霊は本当にいるのか4
453 :自夜[]:2007/03/17(土) 01:23:47 ID:ENF/CtsV0
 >>452さん
 白黒の方にはないんで、単なるポカでしょう

幽霊は本当にいるのか4
455 :自夜[]:2007/03/17(土) 01:49:16 ID:ENF/CtsV0
 はっきりした対象物がないのでなんとも言えませんが、像が写っている窓の右側の壁に
 ある窓の網戸と、像が写っている窓の網戸(像の左)の実際の幅が同じとすると、
 写真上の写っている幅は約1:3。これはこの写真を撮ったカメラマンが窓の正面から
 ずれた角度をθとした場合のsinθ:cosθと一緒ですから、θ=約18度ですね
 けっこう角度ついてるでしょう
 従って、写った像はガラスの反射だとすると、約40度左になります
 
 右の壁のブレーカーの大きさ(一つの幅が25cmとする)から考えると、二重ガラスの
 間隔は14cmくらい。まぁ、妥当な値ではないでしょうか
 
 あと、窓の真ん中のサッシに注目
 私が木の幹だと言ったものの写り方は
 
     |  |   |  |  ←ガラスの部分
    |      |      ←サッシの部分
     |  |   |  |  ←ガラスの部分
 のように見えませんかね。これは、
    |      |      ←サッシで反射
     |      |     ←手前のガラスで反射
        |      |  ←奥のガラスで反射
 ですから、実際の構造をよく顕していると思いますが、どうでしょう
 
 もちろん、該当する木がないとか、この家の前も住宅が建て込んでいるということ
 であれば、私の推測は、あっさり崩れるわけですが・・・・・・

幽霊は本当にいるのか4
457 :自夜[]:2007/03/17(土) 02:54:30 ID:ENF/CtsV0
 私とほぼ同じ結論に達していた人もいました
 ttp://forte.cocolog-nifty.com/jikuumasin/2006/12/post_615e.html
 
 塀ねぇ、へぇ〜〜              しつれいしました

霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
777 :自夜[]:2007/03/17(土) 10:31:10 ID:ENF/CtsV0
 >>776さん
 体重50kgの人の場合で、血液が光速の10.4%の速度で循環していれば、血流の停止
 で慣性質量は21g減少します

幽霊は本当にいるのか4
462 :自夜[]:2007/03/17(土) 10:39:43 ID:ENF/CtsV0
 >>452さん
 その後の判明事項
 
 カラー写真の方でも線が入ってないのがありますね
 従って、あの線ならびに線以下の若干明るい部分はモニターの走査線の都合ですね
 ちゃんとしたキャプせずに、画面をカメラで撮ったかなんかしたんじゃないですかね

霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
782 :自夜[]:2007/03/17(土) 13:13:56 ID:ENF/CtsV0
 >>781さん
 でまかせじゃないんでしょうかね
 でまかせじゃなければ、その死霊資料に死の定義が定められているはずで、
 そっちの方が見てみたいような気がします
 
 死は生体の活動停止ですが、どの部位の活動停止をもって死とするか。なかなか結論
 が出ない問題でしょうが、どの部位としたところで、死ぬ前に活動停止している部位
 もあるでしょうし、死んだ後で徐々に活動停止する部位もあるわけです
 
 21gがガス抜けなどの自然科学で説明される現象だとすれば、死の瞬間とは言えないだ
 ろうし、最終的に朽ち果てるまでに放出される物質とどう区別すんねん、という問題が
 残ると思います
 
 現代の自然科学では説明できない、例えば霊魂、の重さだとすれば、重さの概念が自然
 科学由来ですから、その時点で自己矛盾を起こして居るんじゃないでしょうかね
 つまり、霊魂に重さがあるとすれば、全てではないにしろなんらかの説明が現代の自然
 科学で可能だと思います
 
 以上、私見ですが、どうでしょう?

霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
785 :自夜[]:2007/03/17(土) 14:23:45 ID:ENF/CtsV0
 >>784さん
 どこぞでも答えましたが、
 
 博多大学出身ではありませんので、博学ではないです

前世物語 弐
156 :自夜[]:2007/03/17(土) 18:08:40 ID:ENF/CtsV0
 >>155さん
 そうで〜す

前世物語 弐
157 :自夜[]:2007/03/17(土) 18:22:17 ID:ENF/CtsV0
 前世物語 第二部乱世編 第二十四話 詮議 その一
 
 「まぁ、朝早くから心中だ喧嘩だとご苦労なお役目だ。同情はするね」
 派手ざむらいが涼しげに言う。
 おにちゃは大人しくしている。逃げ出したいところだが、そうもいかない。
 私は派手ざむらいが何故私達の仮の素性を知っているかが気になった。
 役人共は一通り悶絶する男達を眺め回した後、派手ざむらいに近づく。
 「なんだ、おぬしのその格好は。近頃流行の婆娑羅とか言う奴か」
 「失礼な奴だな」
 役人の問いかけに、にやにや笑いながら派手ざむらいは答える。
 「拙者は田無家家臣、臼井総之助割規、貴公らの上役筋に当たる」
 「う、臼井・・・いや、失礼致しました。喧嘩騒乱の報を受け、駆け付け
  た次第でありますが、騒動の経緯をご存じでありましょうか」
 「おお、よく存じてるよ。おれがやっつけた」
 えらそうにふんぞり返る派手ざむらい。おかしなもので、こうされると、
 さっきまで河原で威張っていた役人共がますます下手になる。
 「ここの旅の兄妹がからまれておったから、おれが助けた。切り捨てても
  よかったのだが、この名刀村正に下らん血を吸わせても悪いのでな」
 
 つづく

前世物語 弐
158 :自夜[]:2007/03/17(土) 18:25:11 ID:ENF/CtsV0
 前世物語 第二部乱世編 第二十四話 詮議 その二
 
 派手ざむらいは、刀をすらりと抜き、刃を光らせる。
 「それとも、殺っちゃってた方が、調べが楽かい」
 「いえ、滅相もない」
 「どうだい、おまえらは。番屋に行くのと、改めて切られるのと、どっち
 がいい?」
 男達の目に新たな恐怖が浮かぶ。
 「死にたくはないらしいや。今、死んだ方が楽なのによう」
 派手ざむらいは刀を収め、役人の方に向き直る。
 「ついでだから、いいこと教えてやろう。こいつらの昨日からの足取りを
  調べてみな。面白いことがわかるぜ。今の喧嘩が子供の遊びくらいに思
  えるほどの面白いもんがな。さぁ、調べするんだろ。早いとこ番屋に行
  こう。町方の詮議に付き合う必要もねぇけど、協力したるわ」
 派手ざむらいは強引に役人を急き立てる。役人が私達を気にしている。
 「あの兄妹は急ぎの旅っていうんだ。喧嘩の当人のおれがいるんだ。あの
  兄妹の足止めする必要はないだろう。それとも宗形屋を怒らせたいかい」
 「む、宗形屋。あの」
 
 つづく

前世物語 弐
159 :自夜[]:2007/03/17(土) 18:29:12 ID:ENF/CtsV0
 前世物語 第二部乱世編 第二十四話 詮議 その三
 
 役人の声が裏返る。
 「そうそう、あの宗形屋。宗形屋に臍曲げられると、田無の兵糧は止まっ
  ちまうんだぜ」
 宗形屋など知らない。おにちゃが小声で教えてくれる。
 「ここいらで、一番の廻船屋だ。そこいらの大名より強くて豊かだ」
 派手ざむらいに肩を抱かれんばかりに連行されながら、役人は顔色を失う。
 不意に、派手ざむらいだけ引き返し、私の所に来る。
 「おじょうさん、昨晩は、おれ、あの店の奥座敷で呑んでたの。不思議で
  もなんでもないから」
 「いえ、あの」
 そして、おにちゃの方に向く。
 「わるいね、手柄を横取りしちゃって」
 おにちゃは答えない。
 「じゃぁな、旅の兄妹。また会おうぜ、いつか、どこかで」
 そう言うと、派手ざむらいは、役人のところに戻っていった。
 私とおにちゃは予定を取りやめ、宿に戻り荷物をまとめた。
 
 第二十五話へつづく

前世物語 弐
161 :自夜[]:2007/03/17(土) 19:16:28 ID:ENF/CtsV0
 >>160さん
 >こういう言い方は失礼かも知れませんが、
 全然大丈夫です。思ったことはズバズバ書いて貰って結構です っていうより書いて欲しいですね
 
 さて、あと二話で、第二部は第一部と同じ分量になるわけですが、どう考えてもそこで終わりそう
 にはないですね。まだまだ続くはずですが、宜しくおつきあい願います

前世物語 弐
163 :自夜[]:2007/03/17(土) 19:26:43 ID:ENF/CtsV0
 >>162さん
 あははは、三流以下の物書き(自称)が二流の時代劇書ければ立派なもんです
 
 なんちゃって

前世物語 弐
164 :自夜[]:2007/03/17(土) 19:46:51 ID:ENF/CtsV0
 えぇ、>>142で報告した件ですが、あっさりとスレ自体が倉庫逝きになってしまいました
 真相は闇の中という所でしょうか。まぁ闇に蠢くものということで相応しい気もします
 
 さて、明日(三月十八日)日曜日はお休みします ほいじゃ、また来週
 あ、そうそう。昨日になりますが、Web Siteの方も更新しています。よろしくです
 
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