弐千七年参月拾日
霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
588 :自夜[]:2007/03/10(土) 00:34:56 ID:B74v904R0
>>586さん
めんどうくさいから、下でも見ておいてください
ttp://www.orchid.or.jp/orchid/people/walke/Yotsuya-Oiwa-0.html
四代目鶴屋南北作の「東海道四谷怪談」の初演が文政八年(1825)ですから、
東京都教育委員会の能書きにある南北が「文政町方書上」文政十年を参考に
したような記述は誤解を招きますね
南北が参考にしたと言われるものは「四谷雑談集」享保十二年(1727)です
百年以上も前の本を参考にしたわけです
そこでは、元禄時代(1688-1703)に起きた事件として書かれていますが、
田宮神社の由来では1500年代に岩が稲荷神社を勘定したとあることから、
これも全く年代が合いません
四谷雑談集ではお岩さんは伊右衛門にいびり出され、失踪したとありますが、
お岩さんの墓は妙行寺にあり(現在は移設)、失踪した人のお墓があることの
説明を四谷雑談集はなにも語っていません
以上より、南北が参考とした四谷雑談集じたいがお岩さんの名前だけかりた創作
であることと考えるのが妥当です
どうしても実在のお岩さんのせいにしたいようですが、
死者を冒涜すると祟られるかもしれませんよ
前世物語 弐
54 :自夜[]:2007/03/10(土) 01:50:14 ID:B74v904R0
あと、立体感がないというのも説明できると思います。左右の目に全く同じ虚像を見せれば、それは立体感が
ない虚像でしょう。逆に、ちょっと変えて見せることで立体感のある虚像を見せることも可能でしょう
写真やビデオに写る場合もフィルムやCCDなどの受感素子の直前で同じことが起こるとすれば、説明は容易です
むしろ、写している時には気付かなかったという説明に有利な場合もありそうです
では、見える人、見えない人がいるというのはどう説明すればいいでしょうか
幽霊が意地悪して、特定の人にしか見せないようにしている。まぁ、これも考えられない訳ではありませんがね
実際に容姿性格うんぬんに関係なく、人にあまり気付いて貰えない人って言うのは確率論を超えているようです
幽霊から気付かれにくい人っていうのは見えない人がいるという仮説に充分なるように思えます
また、目の中、硝子体というゼリー状の組織ですが、これはけっこう個体による差があるようです。光らせたり
光を吸収させたりする具体的な場所ということになるわけですが、個体差によって光らせたり吸収したりのメカ
ニズムが働かないか、働きにくいというのも考えられます
更に、生物の感覚器官には雑音を適当にカット編集するフィルター機能があります。カクテルパーティ効果とか
言われるのもそうですね。この機能の個体差により虚情報をカットできる機能が高い人は幽霊が見えにくい、若
しくは見えないという考えも成り立つでしょう
ここでちょいと実験。新スレ以降以来あばれている方がいますが、サイトの方でそのおまぬけぶりを晒してます
さて、彼はこの文章に気付くことができるでしょうか。というわけで、話を戻します
実際にはどうかということはさておき、以上の粗い検討では、見える人、見えない人、写真には写ると言うこと、
無理なく説明できるんではないでしょうかね
さて、よく見える人と見えない人がいるが、写真には写るといいますが、本当でしょうかね
実は写真にも写る写らないがあるかもしれませんね。ニコンには移るがペンタックスには写らないとか、日本の
幽霊はフジクロームには写るがコダクロームには写らないとか。このへんを検証した人っているんでしょうかね
前世物語 弐
55 :自夜[]:2007/03/10(土) 01:52:45 ID:B74v904R0
前世物語 第二部乱世編 第十八話 廻船 その一
なみなみと透明な液体が徳利から腕に注がれる。
米の酒。清い酒。生まれて初めて呑む清酒。神様になった気分。
おにちゃと軽く椀を上げ、口に含む。芳醇な香りが口の奥から鼻に抜ける。
うまい。
さすがに二三の客が気付いて奇異な顔を向けたが、ここまで来たら構うも
のか。椀を口から離し、大きなため息をつく。
うまい。
おにちゃはいつもと同じ、淡々と呑み、自分で椀に注ぐ。
肴が出てくる。すずしろの菜の漬け物。春の七草の一つ。大根とも言う。
さっきの客はもう自分たちの話題に戻っている。
鯵の干物を焼いた物。醤醢がかけてある。おにちゃは新しい肴が出てきて
も、一二回箸をつけるだけ。いつもと同じ。私も頂く。塩だけも旨いが、
醤醢も旨い。
徳利を二回お代わりするころ、ようやく鍋が出てくる。
この季節、猪が捕れないわけではないが、生肉のまま町まで運ぶ猟師はい
ない。この鍋も乾肉をほぐした物。そのせいか、聞いたほど油っぽくない。
つづく
前世物語 弐
56 :自夜[]:2007/03/10(土) 01:55:17 ID:B74v904R0
前世物語 第二部乱世編 第十八話 廻船 その二
食が進むうちに、隣の客が声をかけてくる。
「おまえさん方、旅の人かい?」
「うむ。寺参りに来た」
おにちゃが答える。
「鍋とは豪勢だなぁ」
「うむ。親父の商売が当たってな、御陰で放蕩息子でいられる。これは放
蕩娘だな。よかったらつまむか?」
「へ?いいのかい?」
「かまわん。二人には多すぎだ。お仲間連中もよかったらつまむがいい」
おにちゃ、さむらい言葉になってる。私は目で語りかける。おにちゃは気
付かぬふり。隣の客も気にしていない様子。ほっとする。
「お家は何を」
「廻船業だ。船が二三艘だから小さなものだ。だが、時流に乗れた」
おにちゃは平気な顔して嘘を言う。
「だんなも船に乗るんかい?船子一枚下は地獄って言うが、怖くないかい?」
「うむ。怖くはない。怖くはないが、せ・・私は酔うから乗らない」
つづく
前世物語 弐
57 :自夜[]:2007/03/10(土) 01:57:42 ID:B74v904R0
前世物語 第二部乱世編 第十八話 廻船 その三
笑わすのもうまい。この町は海に近くない。海の話は珍しいのだろう。
「お嬢は船には乗らないのかい」
そう言って、私の腕に酒を注ぐ。そう裕福そうに見えないが、それでも町
人は清酒を飲める。
笠を被ったさむらい風の男が二人、暖簾越しに店を除いたのをおにちゃと
私は目の端でとらえた。
「はい。有り難うございます。海の神様は女の神様だそうで、女が乗ると
船に災いがあるといいます。お伊勢参りの時に客として乗っただけです」
海なんて、見たこともない。私も嘘がうまい。
「へぇ、山と同じなんだ。女だけなんだか損だな。海にも山にも行けない」
一頻り、四方山話をし、鍋がなくなる頃、おにちゃが言う。
「この町に、書物を扱うところはあるか?」
店主も加わって、あれこれ言った後、向こう筋の古物屋が扱ってるという。
ちょっと覗いてくるとおにちゃが席を立ち、それを潮に隣の客は自分たち
の話に戻った。私は肴の残りを摘みながらちびりと呑む。
店の奥で、年増がふらりと立ち上がるのが見えた。
第十九話へつづく
霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
590 :自夜[]:2007/03/10(土) 02:13:21 ID:B74v904R0
>>589さん
生協の白石さんってだれじゃらほい、ってことで、ウィキで見てみました
本当に生協の白石なんですね。顔は非公開ですか。賢い人はそうするんですかね
私なんて阿呆ですから、公開しちゃってますよ
ttp://profiles.yahoo.co.jp/ojiya1539
それはともかく、水分と塩ですか。事象の具体例はあるんですかね
例えば、幽霊さんを乾燥機に放り込もうとしたら嫌がったとか
まぁ、生身の人間でも嫌がるか
幽霊は本当にいるのか3
1000 :自夜[]:2007/03/10(土) 02:40:32 ID:B74v904R0
幽霊? いますよ
霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
594 :自夜[]:2007/03/10(土) 03:02:50 ID:B74v904R0
>>591=593さん
588の最後の二行の冗談を真に受けなくても・・・・・・
日野日出志〜東海道四谷怪談 (VIDEO)2000.7.26:声の出演者 戸川京子...お岩
戸川京子:2002年7月18日に自殺。享年37。病気を苦に命を絶ったと言われている(ウィキより)
誰ののろいか知りませんが、二年もかかるもんなんですかね
あと、と〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(中略)〜〜〜〜〜〜〜〜〜っく昔に
ってことですが、科学は日進月歩ですし、科学者は薄給で多忙ですしねぇ
未知の現象の究明に命をかけてもいいって人が科学者になるのを待つしかないんじゃないでしょうかね
もっとも、その成果が出たとして、その成果を判断するには、判断する側も科学知識が豊富でないとねぇ
ってことは、ちゃんと説明しろっていう方は、判断するための科学知識をもってるぞって言っているような
もんですから、その人が探求してもいいような気がします
霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
597 :自夜[]:2007/03/10(土) 03:15:47 ID:B74v904R0
>>596さん
万能でないから日進月歩しているんでしょ
霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
599 :自夜[]:2007/03/10(土) 03:48:43 ID:B74v904R0
>>598さん
私のこのスレでの書き込みを最初から読み返してみましたがね
幽霊について科学的に探求することは出来るというようなことは書いてますが、
幽霊についてこういう研究がなされてきたとかそういうことは一切書いていませんね
もちろん、今の科学技術で幽霊が解明できるとも書いていません
私に言わせると、研究が今なされているとしても、仮説の段階で方向性が正しくないので
なかなか正解の方へ研究が進めない状況にあるってことですけどね
私の幽霊に対する仮説なら書いてます
こういうふうにやれば幽霊の存在を科学的に証明できるかも知れないという具体例も
書いてます
私の書き込みに沿った研究をやった人がいるかどうか、私の書き込みを参考にこれから
研究する人が出てくるか。そんなもんは私の関知するところではありません
ところで、あなたもここ一両日でいいから、自分の書き込みを読み返してみませんか?
私なら顔から火が出ますけどねぇ
幽霊は本当にいるのか4
5 :自夜[]:2007/03/10(土) 10:54:44 ID:B74v904R0
死霊とか、怨霊とか、皆さん好きですねぇ。私もまぁ、好きな話しな
んですが。ぶっちゃけ、死後の世界がなかろうがどうでもいいと思ってます
ですから、それよりも大事なのは今生きているってことで、変な人生の
終りかたはしたくないもんです
りっぱな生き方したいですね
かっこよすぎますか? たまにはいいでしょう
ねこだいすき猫缶
幽霊は本当にいるのか4
16 :自夜[]:2007/03/10(土) 19:00:05 ID:B74v904R0
>>11さん
私は既に死んでいる、とのご指摘ですが、そのとおりですよ
「前世物語 弐」というスレの>>1をよろしければご覧下さい
が い し ゅ つ で す
霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
613 :自夜[]:2007/03/10(土) 19:48:42 ID:B74v904R0
>>612さん
610さんじゃないですが、
幽霊かなんか->電波かなんか->誰かの脳->誰かの不可解な行動->VTRの捏造
というよくありがちな捏造VTRの工程の先頭に電波発信源を仮定すれば、
(捏造)心霊VTRも脳が関わっている心霊体験と言えるかも知れませんね
霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
615 :自夜[]:2007/03/10(土) 20:01:40 ID:B74v904R0
>>614さん
人から言われる前に、自分から言ってしまうのは芸がないというか無粋というか
性格がねじ曲がっているだけです
霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
619 :自夜[]:2007/03/10(土) 20:29:29 ID:B74v904R0
>>617さん
まぁ、珍しいんでしょうねぇ
多分、私みたいなのがごろごろいたら・・・・・・あんまり考えたくないですね
霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
620 :自夜[]:2007/03/10(土) 20:37:24 ID:B74v904R0
>>618さん
616さんじゃないですが
>捏造なしの本物の場合のみを考える
>脳なんか関係して無いんだよ
こういう決めつけを出発点とするのは科学的とは言えないんじゃないでしょうか
事象の検討の結果、どうやら人的に改変されたものではないようだ
それならば、この事象はどうして起こったのだろう
として、いろいろ仮説を立てる
仮説の一つとして脳の関与も考える。そして、検討の上、どうやら脳が原因
ではこの現象が起こったことを説明するのは不可能なようだ、となって初めて
脳なんか関係して無いんだよ、と言える
こういうのが科学的アプローチと思いますけど、どうでしょう
霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
623 :自夜[]:2007/03/10(土) 20:53:29 ID:B74v904R0
>>621さん
逆の発想。いいことだと思います
考えつく限りの要因となりうるものを出来るだけ挙げる。実に科学的だと思います
手前味噌になりますが、キャンセルについては可能性の一つとして私も同様のことを
考えています。よろしければご参照下さい。真ん中やや下の「更に、」あたり
ttp://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1173272402/54
霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
626 :自夜[]:2007/03/10(土) 21:04:13 ID:B74v904R0
>>622 612さん
>脳なんか関係して無いんだよ。を出発点に入れるなよ
そう言うことでしたら、書き方をもう少し考えられてはどうでしょう
どう見たって、「脳なんか関係して無いんだよ」という結論が先にあるようにしか見えませんよ
私だけかもしれませんが
>君は霊を信じているのかい?
私は肯定派でも否定派でもありませんので「信じる」「信じない」で区分けされるのは不本意です
また、まだろくな仮説も出されていない状況で肯定・否定に分けるのもどうかと思います
願望派・懐疑派くらいが適当ではないかと
私自身は強いてカテゴライズするのであれば「体験派」になりますか
まぁ、その体験に基づく話題は以前さんざんやりましたし、
ここ何日かの話題には直接関係ありませんので、どーでもいいですが
霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
628 :自夜[]:2007/03/10(土) 21:20:40 ID:B74v904R0
>>627 612さん
完全肯定? 心霊VTRが脳が関わってる心霊現象って信じてるの? ばっかじゃない?
なんて、書かれちゃいますよ
幽霊は本当にいるのか4
19 :自夜[]:2007/03/10(土) 21:31:47 ID:B74v904R0
>>18さん
四番目は創作の怪談話から来たものが多々あると思いますので、外しておいた方が
よいかと思いますが、どうでしょう
幽霊は本当にいるのか4
23 :自夜[]:2007/03/10(土) 21:47:22 ID:B74v904R0
>>21さん
無いと断言する必要まではないでしょうが、
できるとして定義に入れるのは、後々混乱が生じやすい元になるんじゃないでしょうかね
幽霊が存在すると判断されてから、幽霊の能力などを考える際に考えればいいんじゃないかと
一番目はいいと思います。実体があるものはとりあえず除外する。それはそれで
「妖怪は本当にいるのか」とかいうテーマで考えればいいでしょう
二番目、三番目はよくある事象ということで異論はありません
と、私はそう考えますです
霊信じてる奴、また詳しい奴に質問
630 :自夜[]:2007/03/10(土) 22:07:40 ID:B74v904R0
>>629 にさん が、ろく
カミオカンデのニュートリノ観測も似たようなもんですね
一方、磁石の上に紙を置いて砂鉄をぶちまけると、目には見えない磁力線を観察
することが出来ます。この磁力線は静的なものです
ということは、別に移動していなくても代替的に観察する手段がありえることを示唆しています
それに情報処理的なものを加えると、ドップラーレーダーのように背景放射と目的からの
放射を区別することも不可能ではなく、幽霊を検知する装置を作ることも不可能とは言えない
とまぁ、こういう風にふくらませてみたりしましたが、どうでしょう
幽霊は本当にいるのか4
38 :自夜[]:2007/03/10(土) 22:26:38 ID:B74v904R0
>>26さん
前スレまでは私の体験に基づく話しも書き込んではいましたが、ここはやはり
みなでわいわい書き込みながら、思考していく場なのかなとちょっぴりだけ反省したり
してまして
従って、私の体験に基づくことをお聞きであれば、出来れば「前世物語 弐」の方で質問
していただけないでしょうか
で、私の体験を除外しての回答ですが
・自力で移動することが出来る(同一霊の他場所での目撃例から)
・交通機関を利用出来る(タクシーに乗った幽霊の話から)
・見え方を制御できる(見える見えないと言うより、見え方。足下が透けてたとか、スッと消えたとか)
・発声できる(お菊さんの事例から)
・表情を変えれる(にたりと笑ったり、しくしく泣いたりという事例から)
・物を運搬できる(飴幽霊の事例から)
ポルターガイスト系は、幽霊の仕業の可能性は否定しませんが、見える幽霊との共通項が見いだせない
ことから、まぁ認識できる幽霊の能力からは今は除外しておいてもいいんじゃないでしょうか
幽霊は本当にいるのか4
41 :自夜[]:2007/03/10(土) 22:35:26 ID:B74v904R0
>>40さん
前スレ>>1000 なんちゃって
幽霊は本当にいるのか4
45 :自夜[]:2007/03/10(土) 22:48:43 ID:B74v904R0
>>44さん
別に異論を挟む訳ではありませんが
生きているうちに予知が出来れば死なずに済んだのにねぇ、っていう幽霊さんがいるかもしれませんね
前世物語 弐
78 :自夜[]:2007/03/10(土) 23:07:19 ID:B74v904R0
明日(三月十一日)日曜日はお休みします
ほいじゃ、また来週
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次の日に逝く
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