弐千七年弐月五日

前世物語
738 :自夜[]:2007/02/05(月) 09:24:25 ID:QWdBIlqp0
 前世物語 業務連絡22 自夜がweb site開設? ここで、宣伝です
 
 Web Site の改装作業、ようやく終了です。三悪漫遊記はリンクで行けるように
 なりました。国際化にちょっとだけ対応しました。なお携帯用は改装していません
 
 http://anime.geocities.jp/ojiya1539/ (PC用)
 http://anime.geocities.jp/ojiya1539/m/index.html (携帯用)
 http://hobby9.no.land.to/bbs/test/read.cgi/occult/1169303072/l50 (避難所)
 
 Son of a witch!!!

前世物語
739 :自夜[]:2007/02/05(月) 09:28:24 ID:QWdBIlqp0
 >>728 702さん
 意図してかどうかは知りませんが、あなたの書き込みの中に、私が言ってもいないこ
 とが記載されてます。曲解と言うんですか、私からは悪意の捏造にしか見えませんが、
 まず、これを訂正して下さい。話はそれからです
 
 訂正したくない、若しくは何のことか判らないというのであれば、それならそれでも
 いいです。それまでのことです

前世物語
740 :自夜[]:2007/02/05(月) 09:58:42 ID:QWdBIlqp0
 >>730さん
 こんにちわ
 私としてはフィクションを書いているつもりはないんですがねぇ
 
 面白くないのはひとえに書き手の文才のなさでしょう。普通こういうときは出版社
 や作者に苦情の手紙をだせばいいんでしょうけど、出版社はありませんし、書き手
 は人の言うこと聞かないタマですから困ったもんです
 
 私から言うのも何ですが、我慢して読むか、読むのをやめるか、二つに一つではな
 いでしょうか
 
 幽霊編は物語形式では書き手自身が書いていて面白くないんで、たぶんもっと面白
 くないものになるとおもいます。座った、しゃがんだ、うんちした・・・ですから

前世物語
741 :自夜[]:2007/02/05(月) 10:00:50 ID:QWdBIlqp0
 >>731=732さん
 縦書き・・・なかなかいいですね。なんか、別の人が書いたような感じがします
 ということで、私もやってみました

前世物語
742 :自夜[]:2007/02/05(月) 10:03:41 ID:QWdBIlqp0
 >>733-736 修験道者さん
 それが修行の結果でしょうか。じゃぁ、私は修行やめます

前世物語
743 :自夜[]:2007/02/05(月) 10:05:06 ID:QWdBIlqp0
 >>737さん
 なるほど、惨めになると、余計惨めですね

前世物語
746 :自夜[]:2007/02/05(月) 20:40:03 ID:QWdBIlqp0
 先週からの続きです
 
 「臼井とやら、のるがええ」
 「単騎で攻め込む気か」
 「なぁに、わしに任せい」
 侍は恐る恐る名無しの狢に跨った。名無しの狢は一声嘶くと、一気に走り出した
 山を越え川を越え、村々を飛び越えて名無しの狢は走った
 馬州に入ると侍がようけ屯しとった。名無しの狢は侍共をけちらし、飛び越え、撥ね除けな
 がら一挙に本城にせまった
 本城の前では沢山の軍勢が槍を持ち弓を構えておった
 「いくら物の怪とはいえ単騎で乗り込むとは無謀よのう」
 下山家の侍大将が大音声で迎えた
 名無しの狢は四肢を踏ん張り頸を低く下げ、軍勢を睨み、にやりと嗤った。口元から妖気が
 あふれ出した
 「毒気だ、口を押さえよ」
 混乱の隙をついて、名無しの狢は侍大将に一気に近寄った
 「人間のくせに大口たたきおって、その口閉じれんようにしてやろうぞ」
 名無しの狢は後ろ脚で立ち上がり、前脚の蹄を呆気にとられる侍大将の顔に叩き込んだ
 侍大将の顔が蹄の形に凹み、耳から血と脳漿が吹き出した

前世物語
747 :自夜[]:2007/02/05(月) 21:08:15 ID:QWdBIlqp0
 逃げ惑う兵隊に名無しの狢は襲いかかった。侍の頭を叩き、腹を蹴り、踏みつぶしていった
 突き出される槍を軽々とかわし、飛び来る矢を跨ぎ、兵隊を倒していった
 掘りを軽々と飛び越え、城中に飛び込み女子供も容赦なく踏みつけていった
 名無しの狢は殺戮に酔いしれていた
 「もっとかかってこい、もっとかかってこい。わしを殺れるものなら殺ってみい」
 いつしか背中の侍が振り落とされたのにも気付かんかった
 「わははは、わははは、わははは」
 城中深く入り込み、遂に最後の部屋に辿り着いた。部屋の中には男が一人おった
 「ぬしが殿さんかい」
 「おのれ物の怪の力まで借りるとは卑怯千万」
 「騙し討ちするようなもんに言われる筋合いはないわい。ぬしも同じ穴の狢じゃ」
 名無しの狢は男に体当たりした。男ははじき飛ばされ壁にぶつかり赤い人型を残して崩れ落
 ちた
 さてと、何じゃったかのう、一息ついた名無しの狢は考えた
 「そうじゃ、姫じゃ。ころっと忘れとった」

前世物語
748 :自夜[]:2007/02/05(月) 21:20:45 ID:QWdBIlqp0
 名無しの狢は城の地獄の底に降りていった。牢があった。木檻を易々と壊し、名無しの狢は
 奥に進んだ
 年の頃十四五歳の娘が居った。娘は名無しの狢を目にとめると
 「ひっ、化け物」
 と言って気を失った
 「化けもんとは失礼な娘じゃ。これが姫さんかのう」
 最後の木檻を壊し、名無しの狢は姫を抱きかかえようとした
 「しもうた、この手じゃかかえられん」
 名無しの狢はみるみる小さくなり、人型になった。その顔は背中に乗せた侍と同じじゃった
 姫を抱きかかえ、名無しの狢は表に出た。城は火に包まれていた。歩く先々に兵隊の骸が転
 がっていた。名無しの狢は大声で叫んだ
 「臼井ーっ、臼井はどこじゃ」
 名無しの狢は叫びながら侍を捜した
 「臼井ーっ、返事をせい、臼井っ。こん娘が姫さんかどうか確かめてくれーい」
 臼井の骸は大手門の内側にあった
 名無しの狢は姫をそっと降ろし、臼井の骸を確かめた。胸に槍疵。一突きで絶命したようじゃ
 
 というところで、続きは明日

前世物語
749 :自夜[]:2007/02/05(月) 21:23:26 ID:QWdBIlqp0
 >>744さん
 答えられる範囲でお答えします。勝手に質問をばらしちゃいました
 
 問:妖怪は人間よりも知識豊富?
 答:長生きしてる分、豊富だそうです
 
 問:目立たない所で生きているのは何故?
 答:殆どの妖怪さんは人間がきらいなんだそうです
   普通の獣と一緒ですね
 
 問:世界を支配しないのが不思議?
 答:そういうことは妖怪さんに聞いたことありませんが
   実は既に支配されてるかもしれませんよ
 
 問:支配欲がゼロなんでしょうか?
 答:人間だってみんながみんな世界を支配したいとは思ってないでしょう
   むしろ少数派? 妖怪さんだってそうだと思いますけど
 
 問:現代でも妖怪に会う事ができますか?
 答:絶滅してなければ可能だと思います
   とても絶滅しそうにはないですから、まず大丈夫でしょう
 
 問:会えるならどこに行けば会えますか?
 答:妖怪さんがいるところですね
   実は会っているけど気付いていないだけかもしれませんよ

前世物語
750 :自夜[]:2007/02/05(月) 21:25:00 ID:QWdBIlqp0
 >>744さん
 つづきです
 
 問:UFOや宇宙人って本当にいますか?
 答:いるんじゃないですかねぇ。見たことないですけど
 
 問:地球に来る目的?
 答:それは、当人に聞いてみないと何とも
 
 問:前世は訓練とかすれば分かるようになれますか?
 答:子供の頃の何気ない一日の記憶を取り戻すのにカード当てを練習した
   って駄目なように、駄目と思います
   元々そういう記憶がなければ、疲れるだけだと思います
 
 問:歴史上の有名な人を見かけた事はありますか?
 答:実際にはあったかもしれないけど、見かけたことはないです
   っていうか、当時は超有名人でも誰も顔を知らないんですよ
   ネットもテレビも雑誌もないですから。だから豊臣の殿さんは猿みたいだ
   という話は聞いていても、偶然会ってもわかりません
   幽霊の場合はそれに輪をかけて、有名無名に興味出ませんし
 
 こんなところでよろしいでしょうか

前世物語
751 :自夜[]:2007/02/05(月) 21:38:52 ID:QWdBIlqp0
 >>744さん
 これ書いておかないと誤解されるかな
 
 長生きするのは主に私の相方の狢さんみたいな後天性の妖怪さんです
 先天性の妖怪さんはさほど長生きしません
 
 人間嫌いは概ね共通しているみたいですね。だから妖怪さんになるんですけど

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753 :自夜[]:2007/02/05(月) 22:13:16 ID:QWdBIlqp0
 >>752さん
 はて、どういうことでしょう?

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755 :自夜[]:2007/02/05(月) 22:37:54 ID:QWdBIlqp0
 >>754 744ですさん
 どういたしまして
 まぁ、私も妖怪にはなったことありませんので、よくは知りませんけどね
 
 中には本気で人間を喰らったり、危害を与えたりする狢さんみたいな妖怪さんもいます
 ので、会いに行く時は、まず退路を確保してから行った方がいいです


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