弐千七年九月拾日
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
482 :自夜[]:2007/09/10(月) 21:27:49 ID:I1ELrCou0
前スレの>>591=592=597=606=625=627=644さん(以降簡単に前スレ591さん)
流れが速いので、なかなかタイムリーには回答出来ませんが、一応、回答しますね
ひととおり、前スレ591さんの書かれたことを読みましたが、まぁ、前スレの私の
>>270と>>272の書き方が悪いんでしょうが、私が言っている意味と、前スレ591さん
が理解した内容に大きな隔たりがあるように感じました
それも含めての回答になります
長くなりますが、おつきあい頂ければ幸いです
前スレ591さん以外の方は、別に無視してもいい内容と思いますので、飛ばしちゃって下さい
場所とっちゃいますけど、ご勘弁のほどを
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
484 :自夜[]:2007/09/10(月) 21:29:54 ID:I1ELrCou0
前スレ591さん(つづき)
>>597について
問い: 「幽霊が保有する五感」のソースとなる「幽霊特有の情報とその処理」は
幽霊個人(故人?)が保持する固有の記憶と、幽霊自身の自律行動、及び
そこらへんの空気とか石とか土とか塵とか、そういうありふれたものからくる「情報又は信号」
という事で宜しいですね?
答え:貴方が言う「幽霊が保有する五感」というのは、幽霊さんが感じる五感という意味でいいんですかね?
また、「「幽霊が保有する五感」のソース」というのは幽霊さんが感じる五感の感覚器官という意味ですかね?
それとも、「ソース」とは幽霊さんが感じる五感の元となる外的刺激という意味ですかね?
前者の感覚器官という意味では広い意味での「幽霊特有の情報とその処理」でいいと思いますが、
外的刺激という意味では「幽霊特有の情報とその処理」はあたらないと思います
また、「幽霊個人が保持する固有の記録(私の言葉に直すと生前の記憶)」と「幽霊自身の自律行動」については、
私は幽霊さんが生前の情報とその処理機構を依然として保有していることの傍証としてあげたものであり、
直接的には幽霊さんが感じる五感とは関係がありません
更に、「そこらへんの空気とか石とか土とか塵とか、そういうありふれたもの」というのは幽霊さんが
情報処理をする上で、単に一時的な媒体として使用しているものを示した物で、これらそのものが
発する「情報又は信号」を考えることは意味がないと思います
幽霊さんの正体は情報とその処理そのものであり、言い換えれば信号そのもので、媒体となるものに
縛られて居らず、そこらへんにあるものを媒体としながら信号そのものがふわふわと漂っているものと
言えば理解しやすいでしょうかね
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
485 :自夜[]:2007/09/10(月) 21:31:13 ID:I1ELrCou0
前スレ591さん(つづき)
答のつづき
もちろん、媒体によって、例えば密度の違いとか比熱の違いとかいろいろありますので信号の形態など
制限を受けるわけですが、本質的に幽霊の正体である情報とその処理に影響はありません
せいぜい、空気の中では幽霊は大きな塊であるが、石の中では比較的小さくなるくらいなものです
さて、感覚器官という意味ではそれぞれの感覚によって特化した処理機能があっても不都合はありませんが、
固有の感覚器官を継続して維持する必要もないので、かなり流動的か、そもそも特化していないんじゃないかと
私は考えていますが、これは幽霊さんを解剖しないと判らないことだと思います
外的刺激という意味では、幽霊さんが現にいる場所に刺激が到達すればいい話ですので、
ことさら議論する必要もないと思いますが、視覚の場合、光に相当する電磁波が届けばいい、
聴覚の場合も音の正体である弾性波が届けばいい、触覚については幽霊さんが現に媒体として使っている物
と異質な物が幽霊さんのいる場所に届けばいい、嗅覚についても匂いの元となる物質が幽霊さんのいる場所に
届けばいい
ここで、ふと、味覚について、悩んでしまいました
これは、幽霊さんは感じていないかも知れませんね
まぁ、それはともかく、じゃぁ、具体的にどこら辺で感じて居るんだと聞かれたら、幽霊さんがその時に媒体としている
ものという答になる訳で、それは何かと問われれば、「そこらへんの空気とか石とか土とか塵とか、そういうありふれたもの」
と、なるわけです
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
486 :自夜[]:2007/09/10(月) 21:33:02 ID:I1ELrCou0
前スレ591さん(つづき)
>>597についてのつづき
問い: さらに、「五感の鈍化」は、「物理回路を持たない回路による、その処理能力の限界」ということですな?
答え:大ざっぱに言うとそういうことです
なにをもって処理能力というかは問題ですが、簡単に言えば、情報量あるいは処理量が多ければ時間がかかるし、
時間に制限を設ければ、情報量あるいは処理量に制限が生じると言うことですかね
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
487 :自夜[]:2007/09/10(月) 21:34:32 ID:I1ELrCou0
前スレ591さん(つづき)
>>606について
「脳の一部に障害が生じても他の部位で情報を代替えすることにより身体の機能そのものを肩代わり
することもあることは、脳梗塞患者がリハビリにより麻痺していたところを動かせるようになる」
という文章で「幽霊持ち得る感覚とその操作」を説明する気はありませんし、それを直接説明するために
この文を出した記憶はありませんが
その証拠というのもなんんですが、>>270と>>272では私は幽霊さんの五感そのものについての
構成やら機能やらそういう具体的な話は出していません(=幽霊持ち得る感覚とその操作について述べていない)
もっと概念的な幽霊像ですかね、>>270と>>272で言っているのは
(既述のとおり、ずいぶん端折ってますので、極めて不完全な説明ですが)
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
488 :自夜[]:2007/09/10(月) 21:36:32 ID:I1ELrCou0
前スレ591さん(つづき)
>>625と>>627について
今一、おっしゃっている意味が把握出来ません
「白黒の幽霊は色彩を認知せずに光の明暗のみを情報として生きていた人間の幽霊かもしれない」
というのは、>>292で私が白黒の幽霊さんと色つき幽霊さんの違いとして可能性を列挙したうちの、
・実は白黒の幽霊さんは生前色盲だった
のことでしょうか?
一応、>>292では
・実は両方とも本当の幽霊さんではなかった
・実はどちらかは本当の幽霊さんではなかった
・実は白黒の幽霊さんは初心者で、見せ方が下手だった
・実は幽霊さんの気まぐれ(どっちが気まぐれかなぁ?)
・実は背景の都合でそう見えただけ
・実は白黒の幽霊さんは生前色盲だった
・実は白黒の幽霊さんの時はあなたがサングラスをかけていた
・実は白黒の幽霊さんは白黒TVあるいは映画でしか生前怪奇物を見たことがなかった
・実は私は壮大な釣り師だった(これが一番ありそうか・・・)
と、その可能性を九つ挙げて、どれが正しいとも間違ってるとも言ってない訳ですが、
その一つを取り上げて言われても困ってしまいます
さて、それはそれとして、>>625では
「幽霊の五感」は「幽霊の記憶」が「幽霊の原動力」となる一番大きな根拠になっているという点
とありますが、これは何なんでしょうかね
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
490 :自夜[]:2007/09/10(月) 21:37:41 ID:I1ELrCou0
前スレ591さん(つづき)
>>625と>>627についてのつづき
私が言ったのは
・幽霊には生前の記憶がある
・幽霊は自律行動する
以上の2点から、幽霊は生前の情報およびその処理機構は引き継いでいる
ところが、幽霊さんは躰を持っていない
では、どうやって情報およびその処理機構を引き継いでいるのか
幽霊さんの場合、信号そのものが、一種の閉鎖回路を自ら構成することで、情報処理を行っている
その媒体はそこらへんの空気とか石とか土とか塵とか、そういうありふれたものである
とまぁ、こういう事だけなんですがね
「閉鎖回路」というのは幽霊として一つに纏まるためにはそういうものが必要だろうと言うことで出した言葉です
生身だったら肉体がその閉鎖回路に相当します
何らかの閉じた回路な無ければ信号は放散してしまいます
例えば、電磁波だけ考えると、それは放射線ですので宇宙そのものが幽霊であると言い出さない限り、
幽霊の正体は電磁波であるとは言えない訳です
従って、閉鎖回路は幽霊が一つに纏まるための手法であり、幽霊の五感には直接関係ありませんし、
自律行動やら原動力とやらとも関係ありません
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
491 :自夜[]:2007/09/10(月) 21:38:48 ID:I1ELrCou0
前スレ591さん(つづき)
>>625と>>627についてのつづき
さて、幽霊の正体が何であるかという話をおいておけば、
生前の記憶と「あぁ、死んだんだな」という実感が幽霊としての人生(?)のスタートとなります
幽霊になったからと言って、突然超能力が使える訳ではありません
生前色盲だった幽霊に出会ったことがありませんので、色盲だった人が幽霊になった途端に色を感じる事が出来るかどうかはわかりません
しかしながら、幽霊になった途端に鳥や昆虫のように四原色で見れるようになった経験も、
犬猫のように動体視力がよくなった経験も、逆に白黒でしか見れなくなったような経験もありませんので
生前と同様な視覚となるんではないかという推測はそう間違ってはいないと思います
そういうことで、可能性の一つとして
・実は白黒の幽霊さんは生前色盲だった
と挙げましたが、正しいとも間違っているとも私はいいません
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
494 :自夜[]:2007/09/10(月) 21:41:13 ID:I1ELrCou0
前スレ591さん(つづき)
>>644について
これもよく理解出来ません
「自ら構成する多様化された閉鎖回路」
こういうことを私は言っていません
「ありふれたものの信号」
こういうことも私は言っていません
生体における「大脳辺縁系」での知覚を「幽霊にとって重要ではない」
ということも言っていません
従って、 「幽霊が五感を有する」を前提にしてしまうと「五感を元に常に経験せざるを得ない」事になるのですよ
と言われても理解出来ません
が、幽霊は幽霊としての経験をしている訳ですから、その記憶が残ります
私にとっては別に不思議でもなんでもないことなんですが、
おそらく「閉鎖回路」という言葉の取り方が異なるのでしょう
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
496 :自夜[]:2007/09/10(月) 21:42:18 ID:I1ELrCou0
前スレ591さん(つづき)
>>644についてのつづき
既述のように、信号が放散しないための意味で私は「閉鎖回路」と言っていますが、
あなたは外界から遮断された回路の意味で捉えているんじゃないかと思います
もちろん、外界から遮断された回路の意味では私は「閉鎖回路」という言葉を使っていません
どう言い換えたら誤解がないでしょうかね
閉回路?ループ回路?
どうも、うまい言葉が思いつきませんけどね
とにかく、ある信号がどっかにいっちゃったりせず、幽霊という塊の中でぐるぐる回れる仕組みをもっているという意味です
外から刺激があると、ある信号は変質するんでしょう
ある信号が変質することで、さらに別の信号が変質することもあるでしょう
そして、ある信号が変質することで、閉鎖回路がさらに増えて、変質したという信号をぐるぐる回すようになるんでしょう
まぁ、モデルとしてはこういうことが起こることで、幽霊がものを見たり、見たことで考えたり、それらのことを記憶したりするんだと思います
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
500 :自夜[]:2007/09/10(月) 21:57:15 ID:E2bBbozBO
連投規制だって
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
537 :自夜[]:2007/09/10(月) 23:06:50 ID:I1ELrCou0
解除されたかな?
前スレ591さんへ(つづき)
>>644についてのつづき
じゃぁ、長いこと幽霊をやってれば、どんどん大きくなるかって?
ん〜、わかりませんねぇ
大きくなるのかも知れないし、回路が効率よく組めるようになるのかも知れないし、
適当に忘却して言っちゃうのかも知れないし
ってなことで、回答になるでしょうかね
で、サイトの方ですが、有害指定でもされたかな?
「自夜」とか「前世物語」で出ると思いますけど
一応、これで、前スレ591さんへの回答おわりです
お邪魔しました
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
542 :自夜[]:2007/09/10(月) 23:20:14 ID:I1ELrCou0
>>489の眠い人さん
そういう方々は、幽霊になれないと思います
>>492と>>499の眠い人さん
強制使用訓練などによる機能回復のことを言っています
まぁ、私は医者じゃないんで、本当に脳の別の部分が肩代わり
するようになるのかどうかまでは知りませんがね、
そういう説明がなされてますし、そういうこともあるということで
(割と知られていると思ってましたが、そうでも無いんですかね)
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
546 :自夜[]:2007/09/10(月) 23:29:32 ID:I1ELrCou0
>>493の眠い人さん
幽体離脱ですか、
ひょっとしたら、原理的には幽霊になるのと同じかも知れませんが、
やはり幽霊とは違う現象でしょうから、
私は多くは語れません
幽体離脱の話をしたいのであれば、
「幽体離脱は本当にあるのか」とかいうスレを立てるべきかと思います
>>495さん、>>498の眠い人さん
既述してますが、物としての媒体はそこらへんにあるもの
記憶方法としては信号そのものが作り出す閉鎖回路
>>497さん
ところが、これで大真面目なんで、始末におえないですね
幽霊は本当にいるのか20(いないのか)
551 :自夜[]:2007/09/10(月) 23:50:16 ID:I1ELrCou0
>>543-544の眠い人さん
側芽の形成ってのはあいにく園芸用語でしか知りませんが、
言葉のイメージからして、新しい枝が出てきて回路が形成されるってことですかね
私が聞き知っていることは、強制使用訓練とは、麻痺した部位を使わざるを得なく
する訓練で、例えば足なら足を直接動かすのでなく、腰を動かすことによって足が
自然に動くような訓練だそうで
このことによって生じる信号が伝わることで脳の神経回路が再構築されるとかなんとか
前の日に逝く
次の日に逝く
ほげたらもどる
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