弐千七年弐月拾参日
前世物語
799 :自夜[]:2007/02/13(火) 11:28:35 ID:H4y28eaw0
>>797さん
ここんとこ、細々モードですが、なんとかやってます
>>798さん
なんとなく、どうもです
■家の言伝え■
333 :狢[]:2007/02/13(火) 11:37:00 ID:H4y28eaw0
>>325 303はん
そりゃ、すまんかったのう
あとは>>303はんがトンネル業界に入ってやね・・・・・・
いやいや、人の人生に口出しするつもりはないけ、安心しぃ
まぁ、わしもトンネルやないけんど、穴掘り業界に関係ある仕事しとんのやけど
あんまし味噌汁かけんなとか聞いたことなかったもんで、興味あったわけや
最後になったけんど、わざわざ回答ありがとうな
【百鬼】妖怪達の集うスレ【夜行】
327 :狢[]:2007/02/13(火) 11:45:10 ID:H4y28eaw0
知らん間に、鍋にされるとこやったんかいな。おそろしか世界やね
雪女はんが、頑張ってくれたせいかどうか知らんけんど、知り合いの家族は雪だるまになっとった
わしは温泉入って、地酒飲んで、ごろごろしとった。また正月が来たみたいで楽しかったわ
>>324はん
妖精も、物の怪の類や。歓迎しまっせ
前世物語
800 :自夜[]:2007/02/13(火) 11:57:19 ID:H4y28eaw0
前世での私の時代、人々はどのような死後観をもっていたのでしょうか
もちろん、私は私の郷や放浪していたと言っても近隣の国々しか知りませんでしたので、
その辺りの農民の死後観ということになります
人間死ぬと漠然と違うところに行くんだとは思っていました
そこがどんな所なのか、しっかりしたイメージはありません
確かに(あの坊さんは違いますが)坊主連中は極楽浄土だとか地獄だとか説いていましたが
今で言う新興宗教みたいなもので、信じている人は僅かだったと思います
むしろより太古の死後観、つまり西の方の何処かに死者の行く国があるという概念の方を
普通の人は信じていましたね
その国は地球上の何処かにあって、この世の一部で西の山の向こうか海の向こうにある
人は死ぬとその国に行き、悲しみも苦しみもなくただ平安と過ごすというものです
生者がその国に行くことはできません。また死者もその国から出ることはありません
死は特別なことではなく、誰にでも一度は訪れるもので、明日に、いえ、今日にでも訪れても
おかしくはない出来事。死者への別れは単なる別れ。実際村から出て旅立つ若衆とも、その後
永遠に会うことは無い訳ですから、死者への別れと旅立つ者への別れに区別はありません
残される者は死んだ者が無事に死者の国に行けるように、旅立つ者が道中無事なように祈り
を込めてさよならするだけです
転生思想もありません。死んだら死者の国に逝きっぱなしです
例外は子供が死んだ時。何歳までか、厳密に決まっていた訳ではないですが、だいたい数えで
四〜五歳くらいまででしょうかね。転生を願って家の周りに埋めます
前世物語
801 :自夜[]:2007/02/13(火) 12:00:45 ID:H4y28eaw0
今の世の死後観っていうのは、この地球上にいったいいくつあるんでしょうね
数えたことありませんし、数える気もありませんが、概ね天国や地獄があって、善行重ねて
いれば天国に行けるという類のもの、より高次の霊界があると説くもの、最後の審判まで
じっと待ってるもの、ってな感じで分類できるのでしょうか
まぁ、別にそれはそれでいいんですが、例えば子供に諭すために悪いことをすると地獄に
落ちますよなんて言うことがありますね。前世の私の時代では、これは悪いことをすると
鬼に攫われるといった感じで、だいたい妖怪さんがダシにされてましたね
なまはげと同じです
嘘をつくと狐に化かされてあっちの世界につれられるとか、いろんなバリエーションが
あったと思います
だいたいの理不尽なことは妖怪さんの類のせいにさせられていましたし、実際に死ぬこと
よりも、妖怪さんの世界に連れて行かれる方が恐ろしいことだという認識でした
それでは、妖怪さんの世界に連れて行かれたらどうなるのでしょう
妖怪さんに喰われるという話はさほど多くありません。むしろ、妖怪さんの下働きを長年
させられ、やがて自分も妖怪になってしまうという話が多かったですね
そういう人生ならそれはそれでいいんじゃないかと私なんかは思ったことありますので、
やはり変わった子供だったのかもしれません
前世物語
802 :自夜[]:2007/02/13(火) 12:20:40 ID:H4y28eaw0
大呆けに気付いてしまいました
何気に自分の Web Site を見てみると、私は死んだと書きながら、産まれ年の西暦を
書いていました。正しくは1964年ですね。次回更新まで晒しておきます
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